実はまだ少ないミャンマー人技能研修生

さて、日本に在留しているミャンマー人技能研修生は一体何人でしょうか？

周りを見渡すと、ミャンマー人研修生の送り出しや、受入れを考えている人が結構います。また、ネットで少し調べると、ヤンゴンには、研修生の事前研修を行うようなところもあるくだいですから、かなりの数がいるのだろうと想定していました。

でも、正確な数字は分からなかったので、入国管理局の統計から、メコン地域の技能研修生数を抜きだしてみました。

ミャンマー 120
ベトナム 21,632
カンボジア 592
ラオス 296
タイ 3,947

えっ、たったの１２０人！

思っていたよりも少ないですね。ベトナムと比較すると桁が二つも違います。小国ラオスと比べても、半数以下です。まだ、ミャンマーからの送り出しの仕組みが成立していないためでしょうか。それとも、就労先としてもう日本は、魅力的な国ではなくなってしまったのでしょうか。

もしくは、技能実習をやるような人々にとって、日本に行くまでに払うブローカー代が高すぎで、支払えないために数が少ないのかもしれません。

技能実習で行うような労働をしている普通のミャンマー人にとって日本に行くような金額を工面することはできないでしょう。一日働いて数百円しか稼げない人々が、どうやって何十万も貯めることができますか。常識から考えると、普通は無理ですよね。

技能実習生を雇われる雇用者の皆様、外国からくる技能実習生も私たちと同じ人間です。彼らの人間としての尊厳を尊重して、接してあげてください。

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